2021.08.31


派遣社員 定着

「派遣社員が入社してもすぐに辞めてしまう」と悩まれている担当者様は多いのではないでしょうか?
派遣社員の早期離職は、その業務が滞るだけでなく、派遣社員が抜けた分の業務負担を補うための人的負担が増えるなど、企業全体の経営にも悪影響を及ぼしかねません。
離職の理由としては様々なケースがあり、派遣社員に問題がある場合もあれば、派遣先や派遣会社の受入体制に問題があるケースもあります。派遣会社を変えても退職が後を絶たない場合は、退職原因が自社の中に潜む可能性があります。
今回は、派遣先が対策できる対策として、派遣社員の離職を防止し、定着率を上げる方法について解説します。

1.派遣社員がすぐに辞める3つの理由

まず始めに、何故派遣社員がすぐに辞めてしまうのか具体的な事例を解説します。

①給与・待遇面の不満

派遣社員が満足して仕事を続けていく上で重要なポイントの1つが、給料・手当などの待遇面です。
契約更新のタイミングで給料がアップし、仕事を続けていく派遣社員がいる一方、思い通りに給料が上がらなかった為、別の仕事を探して離職する派遣社員がいることも珍しくありません。
特に、過去に給料アップの経験がある派遣社員ほど、希望の金額を叶えられなかった場合にすぐに見切りをつけて、現在の職場を見限って離職してしまう傾向にあります。


②人間関係の悩み

職場の人間関係がギクシャクしているような環境が悪い職場では、より働きやすい場所を求めて離職を申し出る派遣社員が発生しやすいです。
また、正社員と派遣社員の間に生じる不和が辞める引き金になることもあります。
十分な技能とやる気を持って仕事に従事している派遣社員はたくさんいます。そのような人たちに対して、「どうせ派遣だから」などというような発言があった場合に、プライドを傷つけられたと感じて辞めていくケースは珍しくありません。


③業務のミスマッチ・スキル不足

入社していざ業務を開始してみると、「想像していたものと違う」「入社前に説明を受けなかったことも頼まれる」「自分に合わないと思った」、などの仕事内容やスキル不足によるミスマッチが生じることがあります。
人材を人選し、派遣するのは派遣会社の役目です。派遣先は事前に派遣会社に対して、仕事内容や求める人物像を明確に共有しておきましょう。

2.派遣社員がすぐに辞める職場とは

派遣社員がすぐに辞めてしまう理由には、派遣社員の問題だけではなく、職場環境に起因している場合があります。派遣社員がすぐに辞める主な職場の特徴を後述の通りまとめていますので是非参考にしてください。該当する特徴がある場合は派遣先が意識して改善に取り組む必要があります。

【派遣社員がすぐに辞める職場の特徴】

①業務内容に起因する特徴

・仕事が流動的で決まっていない
・ルーティンワークが多い
・教育研修が不十分
・業務指示がない
・やるべきことが分からずに放置状態

②人間関係に起因する特徴

・社員と派遣社員の間で不和がある
・派遣社員の片身が狭い
・セクハラやパワハラ横行している
・職務中に罵倒が飛び交う
・職場内での人間関係が悪い

③その他

・1人あたりの業務量が多く忙しすぎる
・残業が多すぎる
・不衛生な作業環境
・交通アクセスが悪い

3.派遣先が対策できるスタッフ定着・離職防止策

派遣社員を長く定着させる為に、派遣先が出来る対策について解説します。

①給与・待遇の改善

給与・待遇が周辺の同職種の企業よりも見劣りすることが原因で、人材が他社に流れてしまうような事態は防止したいところです。
2020年4月1日から「同一労働同一賃金」がスタートしました。給料・待遇面に関する問題はこれまで以上にシビアになっています。派遣先としては、派遣社員が定着するような条件で勤務できる給与・待遇の整備が求められます。派遣会社とも相談の上、価格設定や各種福利厚生制度を見直すなどの対策が必要です。


②募集要件の改善

派遣社員が辞めてしまう理由として、「仕事内容が合わない」「スキル不足」があります。派遣先はあらかじめ派遣会社に対して、仕事内容、必要なスキルや資格、求める人物像など、詳細の募集要件を伝えておきましょう。その際に、同じ業務に従事して定着しているスタッフの特徴なども併せて伝えると良いでしょう。
また、募集要件は随時見直す必要があります。例えば、若手がすぐに辞めてしまう傾向があれば募集年齢を上げてみるなど、固定概念にとらわれずに広い視点で柔軟に検討しましょう。


③仕事内容の見直し

派遣社員に任せる仕事内容は明確に指示し、派遣社員本人が「何をしたらいいのかわからない」という事態が起きないようにしましょう。
職場にもよりますが、作業工数や1人あたりの業務量が多すぎる場合は、なるべくシンプルにやるべき業務を限定してあげたほうが、派遣スタッフは定着しやすいでしょう。
逆に、意欲的な派遣社員にとっては仕事の物足りなさもモチベーションが下がる要因となります。そのような理由で離職するケースが目立つ場合は、より責任が伴う仕事を任せることも検討してみるとよいでしょう。
また、当初の契約にない仕事を任せることは、派遣社員の不満を高めるだけでなく、労働契約のトラブルに発展する為十分に注意を払いましょう。


④話しやすい環境づくり

無意識のうちに「派遣だから」という疎外感が職場内で漂い、人間関係を十分に構築できていない作業現場は多々存在します。そのような片身が狭い職場では、派遣社員が見切りをつけて辞めてしまう可能性が高いです。
派遣先の現場では、派遣社員が環境に溶け込めるように配慮する姿勢が求められます。
派遣社員が定着する環境作りのポイントを後述の通りまとめていますので、是非参考にしてください。

【派遣社員が定着する環境作りのポイント】

・派遣社員の教育担当、指導者を明確にする
・受け入れ前に、派遣社員の入社を現場に周知する
・初日に自己紹介の場を設ける
・定期的な声掛けなどのフォロー

4.まとめ

退職する派遣社員の事情は1人1人異なりますが、だからといってせっかく雇い入れたのにすぐ辞められてしまうのは困りごとです。
派遣社員が離職する理由としては、給与・待遇面の不満、人間関係の不満、業務内容の不満など、何かしらの不満が挙げられます。派遣先として改善できることはないかを考え、対策を打つ姿勢が求められます。
派遣社員の離職防止と定着率改善の為には、派遣会社と派遣先が協力して取り組むことが必要不可欠です。派遣会社は派遣社員が辞める原因はもちろんのこと、他企業での定着率の良い職場、悪い職場に関する多くの事例を把握しています。また、派遣先には直接相談しにくい派遣社員のリアルな声も直接聞いています。是非派遣会社と連携を密にとり、自社でできる策がないかどうかを検討してみましょう。


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